科目名 (英語表記) |
英語圏の文化と社会1 (Cultures in English Speaking Societies 1) |
担当教員 |
並河 葉子 教授 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸市外国語大学 | 連絡先 |
教務入試班 TEL:078-794-8133 E-mail: kyomu@office.kobe-cufs.ac.jp |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
4月10日~8月5日 |
曜日・時限 |
月曜6限 | 教 室 |
未定 |
履修条件 |
昨年度以前に受講して単位を得た人は受講不可 | キャンパス |
なし |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
英語圏の成立について歴史的に考え、ヨーロッパと非ヨーロッパ世界のつながりの特色をとらえる。また、異なる文化圏がどのようにつながっていったのかについて、「英語圏」の成立という具体的な事例をもとに理解する。 | ||
授業概要 |
現在世界中で広く使われている英語が言語として成立してくるプロセスを踏まえたうえで、英語圏が歴史的にどのように形成されてきたのかを考え、世界各地で使われるようになった英語が言語として広がった経緯とその意味を考える。さらに近代のイギリス帝国における「自由」の概念について検証することで、普遍的と考えられがちな文化圏や価値規範は歴史的に創造されたり変化したりするものであることを理解する。 To understand the processes of the formation of English as a nation and as a language.Furthermore, by examining the concept of 'freedom' in the modern British empire, it is understood that cultural spheres and value norms that are often considered universal are historically created and changed. |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
授業資料には事前に目を通しておくこと。 授業後には簡単に授業内容を振り返っておくこと。 |
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評価方法 |
試験ないしレポートによって評価する (100パーセント)。 | ||
教科書 |
フィリッパ・レヴァイン著『イギリス帝国史-移民・ジェンダー・植民地へのまなざしから』(昭和堂、2021年) | ||
参考書 |
関連文献については随時授業の中で指示する。 | ||
特記事項 |
授業の進度などによって内容は変更されることがある。 | ||
授業計画 |
第 1 回: ガイダンス 第 2 回: 英語圏の歴史:英語のはじまり 第 3 回: 複合国家イギリス の成立と英語(1) 第 4 回: 複合国家イギリス の成立と英語(2) 第 5 回: イギリスにおける議会制度の成立 第 6 回: 身分制と議会制度 第 7 回: 英語圏の広がり:環大西洋世界の成立 第 8 回: 環大西洋世界の社会と経済 第 9 回: 年季奉公人と奴隷 第10回: 「自由」なのはだれ? 第11回: 「黒人」とはだれ? :人種の歴史的構築性 第12回: 反奴隷制運動と近代的価値規範 第13回: カナダ:国民の創造 1 第14回: オーストラリア :国民の創造 2 二重国籍 第15回: 試験 |
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申込方法 |