科目名 (英語表記) |
英語学概論2 (Introduction to Studies in English 2) |
担当教員 |
山口 治彦 教授 本多 啓 教授 |
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定 員 |
10名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸市外国語大学 | 連絡先 |
Tel: 078-794-8133 Email: kyomu@office.kobe-cufs.ac.jp (教務入試班) |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
4月9日 ~ 7月30日 |
曜日・時限 |
火曜4限 | 教 室 |
未定 |
履修条件 |
キャンパス |
なし | |
授業形態 |
対面,非対面授業併用型 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
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授業概要 |
英語学概論とは、英語を研究する学問としての英語学の各分野を大まかに見通すことで、「英語とはどのような言語か」「英語学とはどういう学問か」ということについての全体像を作ることを目標とした、入門的な授業です。 2024年度開講の「英語学概論2」は、英語学の諸分野のうち、言葉の意味という観点から英語の特徴を考える意味論、実際のコミュニケーションの現場における言葉の働きという観点から英語の特徴を明らかにする語用論を中心とした内容になります。 This is an introductory course on English linguistics. This year we will talk about semantics (the study of linguistic meaning) and pragmatics (the study of language use in communicative contexts). |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
事前に指定図書の授業に関連する部分を読んでおくこと。 事後には配布資料、ノート、指定図書の該当部分などを見直して、十分な復習を行うこと。 |
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評価方法 |
毎回の授業への取組みと、各担当教員の課す課題(中間・期末試験またはレポート)によります。 | ||
教科書 |
資料を配布しますので、教科書は使用しません。 | ||
参考書 |
【指定図書】 (意味論) 『ファンダメンタル認知言語学』(野村益寛、ひつじ書房、2014) 『英単語の世界---多義語と意味変化から見る』(寺澤盾、中公新書、2016) (語用論) 『語用論研究法ガイドブック』(加藤重広・滝浦真人、ひつじ書房、2016) これ以外の本は授業中に紹介します。 |
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特記事項 |
第1回から第7回までの授業は、オンラインで実施する予定です。 途中で休むと次回以降の授業を理解することが難しくなるところがありますので、できるだけ欠席することなく毎回出席してください。 |
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授業計画 |
第1回 授業案内。英語学についての全体的な解説 第2回 意味論 (1) 意味とは何 (でない) か---認知意味論の立場から--- 第3回 意味論 (2) 多義 第4回 意味論 (3) 日常言語の中の比喩 第5回 意味論 (4) 英語の法助動詞 第6回 意味論 (5) メタファーなどから考える英語の句動詞などの多義性 第7回 意味論 (6) 認知意味論は何を目指す学問か 第8回 語用論(1):ことばとコンテクストの親密な関係 第9回 語用論(2):推論を生む指針(協調原則と会話の格率) 第10回 語用論(3):ふまじめなことば(ジョークと会話の格率) 第11回 談話分析(1):翻訳が映す社会の姿[1](英語になったmanga とanime) 第12回 談話分析(2):翻訳が映す社会の姿[2](manga におけるオノマトペの翻訳) 第13回 談話分析(3):翻訳が映す社会の姿[3](『NARUTO』の性的・暴力的表現) 第14回 言語学の地図とコンパス 第15回 試験 |
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申込方法 |