科目名 (英語表記) |
現代の障がい者問題 (Problem of the Handicapped) |
担当教員 |
高梨 薫 |
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定 員 |
10名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸学院大学 | 連絡先 |
神戸学院大学 教務グループ(KPC) kpckg@j.kobegakuin.ac.jp |
開講学期 |
後期 | 開講期間 |
2024年9月20日~2025年1月17日 |
曜日・時限 |
金曜日・2時限 | 教 室 |
B204 |
履修条件 |
特に無し | キャンパス |
ポートアイランド第1キャンパス |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
この科目は、神戸学院大学(全学)のディプロマポリシーを達成することを目指し、現代の障がい者問題を理解するために、専門的知識がなくても障がい者問題をどのようにとらえ、どのように対処すればよいかを考える基礎と応用の知識を習得できることを目的する。 | ||
授業概要 |
障害者福祉をノーマライゼーションの視点で分析することによって、その問題点と今後の展望について議論できることを到達目標とする。障がい者が本人の意向と状態に応じて日常的な医療やサービスを受け、加えてノーマライゼーションの理念のもと、地域生活支援や就労に向けた支援など福祉サービスを受けながら、地域で自立した生活を送ることができる地域社会(を構築していくことの大切さ)を理解する。なおこの授業は、神戸学院大学全体の共通教育科目である。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
各回(計15回)の授業のための予習・復習に1時間程度を要し、各回の授業の展開(ストーリー)を自分で整理しするよう心掛けること。 | ||
評価方法 |
授業時間内不定期の課題(35%)と定期試験期間の定期試験(マーク式)(65%)で評価する。 | ||
教科書 |
テキストは使用しませんが、毎回、レジュメを配布します。 | ||
参考書 |
厚生労働白書 厚生労働省編 国民の福祉と介護の動向 厚生労働統計協会 |
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特記事項 |
出席回数が授業総時数の3分の2に達しないときは、特別の事情がない限り、この科目の単位を与えない。 | ||
授業計画 |
第1回 本講義全体の概要 内容 本講義全体の概要、そして授業内容を例を示して説明する。また、授業を受ける際の注意事項、課題や提出物、評価方法を説明する。 第2回 社会保障制度の社会福祉(6つのの法)について 内容 3障害(身体障害、知的障害、精神障害)と、社会福祉全般 福祉六法、自立の支援と自己実現(社会福祉は自立の支援) 第3回 ノーマライゼーションとリハビリテーション① 内容 機能回復訓練、社会復帰、ICIDHとノーマライゼーションの考え方の違いについて 第4回 ノーマライゼーションとリハビリテーション② 内容 地域社会における共生の実現に向け、障害者の日常生活および社会生活の総合的な支援を図るノーマライゼーションの理念について 第5回 障害者福祉(社会福祉)と家族、地域社会の関係① 内容 これまでの社会保障(社会福祉)と家族、地域社会の関係の矛盾について。 第6回 障害者福祉(社会福祉)と家族、地域社会の関係② 内容 これまでの社会保障(社会福祉)と家族、地域社会の関係の矛盾。家族、地域社会の再生と地域包括ケアシステムの考え方。 第7回 心身障害者対策基本法から障害者基本法へ① 内容 広く「障害者」についての基本的な考え方や方針を定めるという改正の趣旨から、心身障害者対策基本法は「心身障害者」を「障害者」に、そして新しい内容が盛り込まれ、それまでにない根本的な改正となったことを学ぶ。 第8回 心身障害者対策基本法から障害者基本法へ② 内容 心身障害者対策基本法からは「対策」は削られた。障害者福祉施策の変遷を理解するうえでその背景を検討する。 第9回 大きな改正となった障害者福祉施策 内容 3障害(身体障害、知的障害、精神障害)を対象としてひとつの大きな理念のもとに支援していくこと、「心身障害者」を「障害者」に、また「対策」は削られた。障害者福祉施策の変遷をふりかえる。 第10回 障害者の就労と雇用① 内容 働くということは、社会的役割の遂行や経済的な自立はもとより、人が個性を発揮するということ。障害者の就労支援と就労による社会参加の意義について考える。 第11回 障害者の就労と雇用② 内容 適正と能力に応じた仕事に就き、それに生きがいを感じて充実した毎日を過ごせる、と同時に社会の存続発展に貢献する人間の継続的な活動であり、障害者の就労と雇用は障害者支援の基本的な考え方。 第12回 障害者の就労と雇用(地域で生活するということ) 内容 わが国では障害者、生活保護世帯、高齢者などに対して就労のための支援を展開してきており、その具体的な例を学ぶ。 第13回 障害者総合支援法について① 内容 自立支援法に代わる障害者総合支援法の制定。 第14回 障害者総合支援法について② 内容 制度の谷間をなく新たな障害保健福祉施策を推進し、地域社会における共生を実現していく障害者総合支援法について。 第15回 地域で生活するということ(総括) 内容 新たな障害保健福祉施策を推進し、地域社会における共生を実現していくために地域生活支援体系を構築、障害福祉計画によるサービス基盤の計画的整備など、障害者総合支援法の骨子を確認し、目的と理念を理解する。 |
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申込方法 |