科目名 (英語表記) |
地域学入門A(神戸学入門) (Introduction to Regional Studies A) |
担当教員 |
鵜飼 昌男 |
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定 員 |
10名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸学院大学 | 連絡先 |
神戸学院大学 教務グループ(KPC) kpckg@j.kobegakuin.ac.jp |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
2024年4月9日~7月23日 |
曜日・時限 |
火曜日・1時限 | 教 室 |
B109 |
履修条件 |
なし | キャンパス |
ポートアイランド第1キャンパス |
授業形態 |
ブレンド型 ※原則、対面授業ですが、 数回の出張時に授業録画を配信。 |
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授業方法 |
講義による対面授業形式で行います。 特別警報(すべての特別警報)の本科目の取扱いについて⇒休講とします。 ※自治体より避難指示、避難勧告が発令されている場合は、その都度授業を中断し、自身の安全を最優先に考えて対応してください。(暴風警報発令の場合は授業を実施します。) ※ 先輩からのコメント ・高校までの日本史では講義を聞いて理解し、単に暗記するだけだったが、この授業では先生が問題提起をしてくれて、本当にそうだったのか、なぜそうなったのかを深く掘り下げて考えることで、今までになかった発見や考え方を得ることができ、視野が広がった。また、人から与えられる答えを待つのではなく、まず自分で考えるようになったという変化があった。(社リハ) ・神戸のことだけかと思いきや、神戸の歴史そこからだんだんと調べるうちに、日本、世界への歴史の事柄を自分で調べている自分がいました。(現社) ※出張や会議がしばしばありますので、その際にはZoomで録画したものを視聴してもらうことになります。日時が決まり次第、moodle でお知らせします。 詳細はシラバス下段の「特記事項」を併せて参照して下さい。 |
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学習目標 |
・神戸に関する歴史、文化、産業など地域の特徴を学び、地域の抱える問題とその対策について、自分なりに意見形成ができるまでの理解を得る。 ・大学で学び始めるにあたって、講義を自分なりにノートにとる技術、文献や資料をまとめてプレゼンテーションする技術を向上させる。 ※ 先輩からのコメント ・正解のない問題があるため自分の考えや意見が必要となり、主体性が身に付きます。大学らしい学びに最も近い科目だと思います。(経営) ・歴史を学ぶことが出来るだけでなく、文章を書くことによりそのまま公務員試験に活きてくる講義である。(法) ・神戸市民としてこの授業で学んだ神戸の知識を知ったうえで、社会活動をしていきたいと思った。(人文) |
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授業概要 |
学生時代を過ごす神戸の地を理解するために、神戸の成り立ちとゆかりの人物を取り上げ、彼らの各方面での業績から多面的に神戸を理解します。また、歴史上の人物の決断や思考に対して、正解のない問題に彼らはどのように自らの解を見いだして行ったのか、学生諸君と考えていきたいと思います。学部での専門的な学習に進む前に、多角的な視点や知的好奇心の刺激によって、大学での学びに対するモチベーションを上げることができれば幸いです。 ※ 先輩からのコメント ・この授業では神戸の街を歴史的な観点や地理、産業や人物など多角的に捉え、地域が抱える問題に対して自分なりの答えを持つことを目的としている。正解が無い問いに答えるためには一つの視点ではなくさまざまな視点から考えることが求められるため、自然と広い視野で物事を考える力を身に着けることができる。(人文) この授業の担当者は、高校での20年以上にわたる歴史科教員及び管理職の実務経験を生かし、高大接続の観点から、大学入学直後の学生に大学で求められる主体的な学びの作法と意識も指導します。 |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
・予習としては、事前配信の資料を参考に、概説書などで各テーマや時代の概略をつかんでおいて下さい。講義がより分かりやすくなります。 ・自己流のノートテイク術を身につけることを意識し、授業中のメモを板書ノートと合わせて再整理する時間が必要です。また、講義の中で各自の興味関心あるテーマや頭に浮かんだ質問事項に対しては、パワーポイント課題の作成に備えて、その場でノートに追記し、授業後に図書館やネットでの自主的な調べによって理解の幅を広げる作業が大切になります。 ・予習1時間、ノート整理を中心とした復習1時間が目安となります。 ※ 先輩からのコメント ・配布された資料の設問に答えるという形式は、自分で調べる力がついたので良かった。難しい問題も何とか答えを出そうと考えるので、大変だけどやりがいを感じた。(現社) |
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評価方法 |
毎回の授業後に授業の振り返りを記す(75%)、プレゼン課題(25%)の総合で評価を行います。授業で設問を設けた場合には解答を振り返りに記載してください。正解は加点材料とします。 振り返りの記述には、授業内容のまとめを記すのではなく、授業を受けて自分の中でどのような発見があったのか、何が知的興味を刺激したのか、もう少し深掘りしたい部分や疑問点などを記してください。内容とともに筋道だった文章で簡潔に記されているかという、文章表現力も評価項目となります。毎回5点で採点しますが、減点があるものと思って基礎点を積み上げていって下さい。 ※「振り返り」をどのように書いたらよいのか?授業を受けてそう思った人は、共通教育の「ライティング何でも相談室」に一度相談してみて下さい。先輩たちが何人も訪れていました。 プレゼン課題は30点満点で(A、B、C、D、Eの5段階)としますが、特に優れた作品はS評価し加点します。また、E評価は参加賞1点です。 ※ 先輩からのコメント ・僕は大学生になったばかりの5月の時点では、根拠のある自分の意見を書くということを中学、高校とあまりやってこなかったので、この地域学入門Aではその練習ができると思います。(現社) |
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教科書 |
なし | ||
参考書 |
授業中に適宜紹介します。 | ||
特記事項 |
担当者への授業に関する問い合わせは、 rokuai6014@ge.kobegakuin.ac.jp に、学籍番号・学部・氏名・受講科目を明記して遠慮なくメールして下さい。 毎回の授業は、教室でスライドを投影して講義します。したがって、何らかの事情や体調不良などで教室の対面授業に参加できない場合、事前に申し出た人には後日授業録画を視聴して振り返りを提出してもらえれば出席と認めます。 One drive の録画リンク先は、その都度申し出た人に伝えます。 注)私は本年度も出張や会議がしばしばありますので、その際にはZoomで録画したものを視聴してもらうことになります。日時が決まり次第、 授業録画の onedrive アクセス先を moodleでお知らせしますので、各自の都合のよい時間に視聴して振り返りを提出して下さい。 録画保存期間は1週間ですが、moodle での振り返りシートの提出期限は4日間(月曜授業ならば木曜22時まで、火曜授業ならば金曜22時まで)です。提出遅刻の場合は、メールに直接振り返りを入力して提出して下さい。 |
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授業計画 |
第1回ガイダンス 講義の進め方、受講にあたってのルール、ノートの取り方、成績評価、課題についての説明。ミニ講義「歴史学は暗記することではない!」 第2回 古代の神戸 神戸を含む兵庫南部の弥生から古墳時代の歴史地理を概説。 「古代、大阪平野は海だった!」(古墳が伝える神戸の様子) 第3回 中世の神戸 大輪田泊の重要性(清盛と義満) 中世の史料に見える荘園と兵庫津の姿 。 第4回 江戸時代の神戸 北前船による近世の商品流通 「大阪の伝統的なお土産が…なんで塩昆布?!」 第5回 幕末の神戸開港 神戸居留地の特殊事情が生んだ北野異人館街 第6回 神戸華僑の歴史 明治大正期の日中関係に苦悩する神戸華僑 第7回 都市化の光と影 賀川豊彦の生き方と神戸の市街地の拡大 第8回 総合商社鈴木商店 金子直吉の経営手腕と神戸高商の人脈 第9回 「火垂るの墓」の舞台 神戸空襲は東京大空襲よりも凄まじかった! 第10回 人工島プロジェクト 「山、海へ行く」…戦後復興における神戸市長の見識 第11回 笠戸丸の出港地 日系人の歴史をたどって、外国人労働者問題を考えてみよう。 国籍とは何か? ラグビーW杯の日本代表をどう思いましたか? 第12回 神戸の地場産業 高度経済成長と長田のケミカルシューズ 第13回 阪神淡路大震災 震災当日の市長・県知事の判断 第14回 プレゼン課題の講評 提出されたパワーポイントによる課題の優秀作品を発表し、講評を通じてプレゼン資料作成における注意点を伝えます。 第15回 捕虜が伝えた文化史 洋菓子の神戸というイメージは、第1次世界大戦での人の移住によって作られていきました。 |
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申込方法 |