科目名 (英語表記) |
防災・復興組織論 (Introduction to Disaster Management) |
担当教員 |
林 万平 |
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定 員 |
5名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
関西国際大学 | 連絡先 |
TEL:06-6496-4357 (尼崎キャンパス 教務課) gakuji@kuins.ac.jp |
開講学期 |
秋学期 | 開講期間 |
10月~1月 |
曜日・時限 |
月曜5限(16:45~18:15) | 教 室 |
別途連絡 |
履修条件 |
キャンパス |
三木キャンパス | |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
①大災害にまつわる政策的議論について包括的に理解できる。 ②今後の大災害に向けた地域社会のあり方について、自らの考え方に基づいて議論できる。 ③災害復興が目指す都市形成の事例についての知識を深める。 |
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授業概要 |
大災害からの復興が議論する領域は、人々の生活再建にとどまらず、地域社会の再生、経済活動の復興等、幅広い分野にわたります。本講義では、阪神・淡路大震災を例に、その復興にまつわる政策的諸課題について講義します。第一に、大災害が被災地域に及ぼした社会・経済的影響、政府や法制度の問題、その後の地域社会・経済の状況等について、事例や文献、研究等を紹介しつつ、大災害と地域経済の関連性について理解を深めます。第二に、被災者の生活再建や地域コミュニティの観点から、災害復興について学びます。第三に、大災害後の長期的な経済復興の現状について紹介します。これらを学ぶことにより、今後、日本で発生の蓋然性が高いとされる大災害が発生した場合に、被災地域の復興や被災者の生活再建どのような情報や視点が必要なのか理解することができます。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
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評価方法 |
授業中の提出物 30% 学習目標①、③に対応 中間レポート 30% 学習目標②、総括・振り返りに対応。 最終レポート 40% 学習目標②、総括・振り返りに対応。 |
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教科書 |
林敏彦「大災害の経済学」PHP新書 | ||
参考書 |
適宜授業中に示す | ||
特記事項 |
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授業計画 |
【第1回】世界の大災害と阪神淡路大震災 【第2回】阪神淡路大震災の発生。その時何が起きたか (1) 【第3回】阪神淡路大震災の発生。その時何が起きたか (2) 【第4回】法と政治に何ができたのか。 【第5回】米国における災害対応―911テロとハリケーン・カトリーナ 【第6回】直接被害と社会的脆弱性 【第7回】緊急対応から災害復興へー阪神淡路震災復興計画(1) 【第8回】緊急対応から災害復興へー阪神淡路震災復興計画(2) 【第9回】阪神・淡路震災の直接経済被害 【第10回】阪神・淡路大震災の復興財政 【第11回】コミュニティ復興と二段階都市計画 【第12回】災害復興計画とその幻 【第13回】阪神・淡路大震災復興基金 【第14回】震災後の経済的復興の課題 【第15回】阪神・淡路大震災とは 何であったのか |
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申込方法 |