科目名 (英語表記) |
ホテル産業論 (Hotel Industry Theory) |
担当教員 |
宗田 好史 |
---|---|---|---|
定 員 |
5名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
関西国際大学 | 連絡先 |
TEL:06-6496-4357 (尼崎キャンパス 教務課) gakuji@kuins.ac.jp |
開講学期 |
春学期 | 開講期間 |
4月~7月 |
曜日・時限 |
木曜1限(9:00~10:30) | 教 室 |
別途連絡 |
履修条件 |
キャンパス |
神戸山手キャンパス | |
授業形態 |
対面授業 |
||
授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
この科目では、以下の目標を上げます。ポイントを押さえてレポートを書いて下さい。 ①旅の歴史を通して宿泊業のビジネスを説明できる。 ②西洋の歴史から近代ホテル産業の変遷を説明できる。 ③ホテル業のオペレーションが説明できる。 ④ホテルをマネジメントするために何が大切か説明できる。 |
||
授業概要 |
【目的】ホテル旅館などの宿泊産業の事業環境や市場の動向を理解し、どの様なビジネスがあるのか、ホテルを中心に宿泊産業全体の概要を理解し、就活に活かすことを目的とします。 【概要】旅館やホテルは古くからあります。日本では旅館が江戸時代に発達し、明治維新早々に様式のホテルも生まれました。その後、民宿や最近では住宅宿泊事業としてB&B(民泊)が生まれました。国内経済はもとより、国際経済の影響を強く受けます。そのためホテル事業も、常に変化への対応が求められ、時代とともに変化してきました。ホテル、宿泊産業はサービス産業です。その財を移動することなく、また在庫もできず、その土地で利益を上げるビジネスです。だから、立地、事業形態、オペレーション、ポジショニングなどこのビジネスを巡る諸条件の変化に対し、常に具合的な考察が出来る力を身に付けることを目指します。さらに、「ウェルビーイング社会の実現につながる新たな観光価値をデザインする」を目指します。 |
||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
|||
評価方法 |
①第2回~14回 ミニペーパーの提出と理解度 30%〔学習目標①~④に対応〕 ➁小テスト20%〔学習目標③に対応〕 ③総括試験(記述式) 50%〔学習目標⓷④に対応〕 但し、総括試験で正解率20%以下は➀の点数は加算されません。 毎回ペーパーを課さないこともあります。 |
||
教科書 |
資料はwebclassで配布 | ||
参考書 |
大谷晃・鈴木はるみ『旅館ホテル・観光の教科書: 初心者にやさしい』2020年、キクロス出版
大谷晃・鈴木はるみ『「旅館ホテル」のおもてなし: サービスを超える極意』2020年、キクロス出版 鈴木博・大庭祺一郎共著『基本ホテル経営教本』1999年、柴田書店 この他、授業ではいろいろな参考書を案内します。 |
||
特記事項 |
質問等はメールやWebClass等で受け付けます。積極的に利用してください。 講義では必ずノートを取ってください。 *重要 遅刻15分を超える場合は欠席(早退は欠席)とします。 |
||
授業計画 |
【第1回】講義:ガイダンス、授業の進め方をお話しします。 【第2回】ホテルはヨーロッパ生まれ、宿がインになり、都市ではホテルに旅の歴史は宿屋の歴史です。古代の旅にも、宿屋が登場しますし、その歴史がホテルにつながります。ヨーロッパ大陸各国のホテルの歴史を学びましょう。イギリス人がグランド・ツアー(大旅行)を始めた時に、パリやローマ、フィレンツェやヴェネツィアに生まれたのが、グランド・ホテルです。 【第3回】近代のホテルのお話しです。建物は大きく、設備は便利に、現在のホテルビジネスの原型が整った時代です。規模も大きくなり、ホテルが産業となった時代です。時に、新大陸(アメリカ)に大規模なホテルが生まれました。ヒルトン、インターコンチネンタルなどの今の老舗です。プラザホテルの名もよく知られています。 【第4回】講義:「日本史から学ぶ旅と宿」 【第5回】講義:「日本近代ホテル産業史」 【第6回】講義:「グローバルホテルブランドとホテル事業」 【第7回】講義:「ホテル製品・サービスと差別化戦略」 【第8回】講義:「バジェットホテルビジネス」 【第9回】講義:「ホテル運営・経営方式」 【第10回】講義:「ホテル再生事業」 【第11回】講義:「MICE事業」 【第12回】講義:「ホテルにおけるブライダル事業 」 【第13回】講義:「ホテルのセールス&マーケティング」 【第14回】講義:「ホテルと法律」 【第15回】振り返りと統括試験 |
||
申込方法 |