科目名 (英語表記) |
日本文化論 (Introduction to Japanese Culture) |
担当教員 |
上村 和美 |
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定 員 |
5名程度 | 単位数 |
2 |
大学名 |
関西国際大学 | 連絡先 |
TEL:06-6496-4357 (尼崎キャンパス 教務課) gakuji@kuins.ac.jp |
開講学期 |
秋学期 | 開講期間 |
10月~1月 |
曜日・時限 |
教 室 |
別途連絡 | |
履修条件 |
キャンパス |
神戸山手キャンパス | |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
①文化の普遍性について理解できる。 ②日本の伝統芸能についての理解を深め、知識が持てる。 ③文化に対する視点を養うことができる。 ④特定のトピックの日本文化について説明ができる。 |
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授業概要 |
【目的】この授業では、文学作品と伝統芸能から日本文化にアプローチし、時代が移り変わっても感動を覚える「普遍性」について考える。 【概要】前半では、古典文学、芸能について学び、視聴覚資料も用いて理解を深める。また、後半は指定テキストを用いて芥川龍之介の作品について学び、映画などの現代芸術にも触れる。これらのことから、日本における文化的歴史的特性を知ると同時に、真の国際人となるための視野を養う。 |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
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評価方法 |
①小課題:10%(5点*2回) ②小テスト:10%(2回実施:点数の高いほうを採用) ③中間テスト:25%(100点満点を25%に換算) ④作品の暗誦:10% ⑤総括テスト:35%(100点満点を35%に換算) ⑥学外見学レポート:10% |
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教科書 |
新潮文庫『文豪ナビ 芥川龍之介』(新潮社)2004 ISBN:4-10-102500-2 C0195 その他、プリントを授業中に配付する。 |
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参考書 |
随時、授業の中で紹介する。 | ||
特記事項 |
授業で使用したPPTや、配付資料はWeb Classで随時公開していきます。 | ||
授業計画 |
【第1回】ガイダンス ・授業のねらいと運用について説明する。 【第2回】川柳を知る・作る ・韻文と散文の違い、短歌と川柳の違い、川柳とはどのようなものかについて学ぶ。 ・自身の大学生活を見つめなおし、川柳を作る。 ●<小課題1> ・学外見学について 【第3回】作品の舞台を知る【源氏物語】 ・王朝文学の傑作である『源氏物語』が書かれた時代背景を知る。 ・身近な場所を舞台として描かれた巻について学ぶ。 【第4回】語りの文学とは【平家物語】 ・『平家物語』を琵琶の語りによって鑑賞する。 ・『平家物語』の基礎知識について学ぶ。 【第5回】古典芸能(1)【能】 能を鑑賞しながら、能の基礎知識について学ぶ。 ●<小テスト①> ・中間テストについて 【第6回】古典芸能(2)【歌舞伎】 歌舞伎を鑑賞しながら、歌舞伎の基礎知識について学ぶ。 【第7回】古典芸能(3)【文楽】 ・文学を鑑賞しながら、文楽の基礎知識について学ぶ。 ・中間テストについて 【第8回】中間テスト これまでの内容を再確認し、評価する。 ・<小テスト②>の範囲について(プリント配付) 【第9回】現代の芸術(1) ・映画『羅生門』についての事前学習。 【第10回】現代の芸術(2) 芥川龍之介の小説『藪の中』をモチーフとする映画『羅生門』(監督:黒澤明)を鑑賞する。 ●<小課題2> 【第11回】現代の芸術(3) ●<小テスト②> 芥川龍之介の人生をふりかえりながら、作品を鑑賞する。 【第12回】現代の芸術(4) ・演劇やミュージカルとは一線を画す宝塚歌劇の特徴について、上演作品を鑑賞しながら考える。 【第13回】現代の芸術(5) ・落語の歴史について学び、落語を鑑賞する。 ・総括テストについて ・課題提出状況について 【第14回】まとめ ・第2~13回の授業まとめ ・総括テストについて ・課題提出状況について 【第15回】総括テスト:理解度を確認し、評価する。 ・授業アンケートの実施 |
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申込方法 |