科目名 (英語表記) |
言葉と文学 | 担当教員 |
長田 あかね |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸女子短期大学 | 連絡先 |
教務課 |
開講学期 |
後期 | 開講期間 |
2025年度後期 |
曜日・時限 |
木曜日・4限 | 教 室 |
A504 |
履修条件 |
女性のみ | キャンパス |
ポートアイランドキャンパス |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
①授業で取り上げた古典文学や古典芸能の作品の魅力を知り、深く理解・鑑賞できるようになる。 ②日本の古典文学や古典芸能の作品が後世へ与えた文化的影響について見聞を広め、その価値を理解できるようになる。 ③日本古典文学史に関する基礎的な知識を身に付け、概要を説明できるようになる。 |
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授業概要 |
日本の古典文学や古典芸能には、さまざまな恋愛模様が描かれています。そこに描かれるいろいろな愛の形は、現代を生きる私たちにも通じるものばかりです。この授業では、そうした古典作品の中から『源氏物語』とその関連作品を中心に取り上げ、原文と現代語訳を織り交ぜながら読んでいきます。作品の理解を深めるため、さまざまな映像資料や絵画資料を使って、なるべくビジュアルに授業を展開します。合わせて、日本の古典文学の歴史と伝統についての基礎的な知識も学んでいきます。文学鑑賞に力点を置くので、古文が苦手な学生でも十分に理解できる授業です。
受講生は、ふだんから日本の古典文学に関係する事柄に敏感になってください。少し注意すると、身のまわりにたくさん存在することに気づきます。 なお、単位は授業の内容を理解してはじめて与えられるものです。授業をよく聞き、わからないことは積極的に質問してください。 |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
授業内で前回までの授業内容に関する小テストを行うので、必ず復習しておいてください。 また、授業内容に関する小レポートの課題を出しますので、図書館で参考図書を調べるなどして、授業時間外に仕上げておいてください。 各回の講義についての予習・復習を行うこと(各回、予習・復習合わせて4時間程度)。 |
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評価方法 |
理解度確認テスト(50%)、小テストと 小レポート(40%)、授業態度(10%)で評価します。 | ||
教科書 |
なし | ||
参考書 |
毎回レジュメを配布 | ||
特記事項 |
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授業計画 |
01.日本文学史の流れを知るⅠ(中古) 02.『源氏物語』の成立と紫式部について知る 03.『源氏物語』のあらすじと登場人物について知る 04.『源氏物語』第9帖「葵」の読解 05.『源氏物語』第10帖「賢木」の読解 06.『源氏物語』第9帖「葵」と第10帖「賢木」の和歌の鑑賞 07.『源氏物語』の文化的影響について知る 08.日本文学史の流れを知るⅡ(中世・近世) 09.能・狂言について知る 10.能「葵上」の読解 11.能「葵上」の鑑賞 12.能「葵上」と『源氏物語』の関係について知る 13.日本古典文学の歴史と文化的影響に関する復習と理解度の確認 |
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申込方法 |