科目名 (英語表記) |
自然と環境Ⅳ | 担当教員 |
稲垣 善茂 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸女子大学 | 連絡先 |
教務課 |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
2025年度前期 |
曜日・時限 |
金曜日・2限 | 教 室 |
A315 |
履修条件 |
女性のみ | キャンパス |
須磨キャンパス |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
「細胞と分子」、「タンパク質と酵素」、「呼吸と光合成」、「免疫」、「DNA」などを理解し、生命体の発生・成長・生殖・老化や外部環境からの刺激など一つ一つの生命現象を理解するための基礎的な素養を身につけることを目指します。高校での生物の理解度に不安を感じている一方で、栄養系学科、教職、公務員志望など大学で生物の学習が必要な学生向けの授業です。 | ||
授業概要 |
生命現象を分子レベルで解明する現代の生物学について、高校の「生物基礎」「生物」を中心に、大学の「基礎分子生物学」の一部を含みながら概説する。高校「生物基礎」「生物」における「細胞、代謝、光合成、呼吸、生殖、発生」など基礎的な高校「生物」の領域を復習しつつ、大学レベルの基礎分子生物学領域における原核生物や真核生物の遺伝子構造及び発現調節機構などを紹介する。授業内容には小学校教育コースにおける小学校免許必修科目である「理科概説」「理科教育法」(生物領域)における実験内容・指導案作成内容の原理・説明を含む。また、酵素や生物の体内環境など栄養学を理解するために必要な知識も含む。さらに、この授業は教育学科の幼児教育コース選抜のための選択必修科目の1つでもある。なお、講義中はデジタルテキストをmanabaから閲覧可とし、携帯電話、タブレット、PCの使用を認めている。講義時間外の課題はmanabaで提出するため、自前のタブレット、PCの購入を推奨する。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
高等学校「生物基礎」をよく理解しておくこと。前回の授業の内容を「manaba」の「小テスト」を利用して復習すること。なお、テキストはpdfがmanabaからダウンロードできるので教科書,参考書は必ずしも必須ではない。予習復習の時間数は各回、合わせて4時間程度。 | ||
評価方法 |
試験(「manaba」小テスト100%) | ||
教科書 |
なし | ||
参考書 |
高等学校 生物(数研出版)※高校時代に使った他社教科書でも可 高等学校 生物基礎(数研出版)※高校時代に使った他社教科書でも可 |
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特記事項 |
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授業計画 |
第 1 回 ガイダンス&生体の構成、タンパク質の構造と性質
第 2 回 酵素の働き 第 3 回 細胞の構造と働き 第 4 回 細胞の活動とタンパク質 第 5 回 代謝とエネルギー 第 6 回 呼吸と発酵 第 7 回 光合成 第 8 回 腎臓と肝臓による調節 第 9 回 神経とホルモンによる調節 第10回 免疫 第11回 遺伝物質DNAの発見 第12回 情報高分子1:DNA、RNA、タンパク質 第13回 RNAの合成:転写、タンパク質の合成:翻訳、まとめ |
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申込方法 |