科目名 (英語表記) |
自然と環境Ⅲ | 担当教員 |
稲垣 善茂 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸女子大学 | 連絡先 |
教務課 |
開講学期 |
後期 | 開講期間 |
2025年度後期 |
曜日・時限 |
火曜日・4限 | 教 室 |
A309 |
履修条件 |
女性のみ | キャンパス |
須磨キャンパス |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
「物質の構成」、「物質と化学結合」、「物質の変化」、「物質の状態と平衡」、「物質の変化と平衡」、「無機物質」などを理解し、一つ一つの化学現象を理解するための基礎的な素養を身につけることを目指します。高校での化学の理解度に不安を感じている一方で、家政学部系、教職系、公務員志望など大学で化学の学習が必要な学生向けの授業です。 | ||
授業概要 |
自然界に存在する粒子のふるまいを原子、分子レベルで解明する現代の化学について、高校の「化学基礎」「化学」を中心に、大学の「化学」「生化学」の一部を含みながら概説する。高校「化学基礎」「化学」における物質の探究、物質の構成粒子、イオン結合、共有結合、金属結合、粒子の結合と結晶、物質量と化学反応式、酸と塩基、酸化還元反応、物質の状態と平衡、物質の変化と平衡、無機物質など高校「化学」の領域を復習しつつ、大学レベルの基礎化学領域における化学反応機構などを紹介する。授業内容には小学校教育コースにおける小学校免許必修科目である「理科概説」「理科教育法」(化学領域)における実験内容・指導案作成内容の原理・説明を含む。また、酵素や生物の体内化学反応、高分子化合物など栄養学、家政学を理解するために必要な知識も含む。なお、講義中はデジタルテキストをmanabaから閲覧可とし、携帯電話、タブレット、PCの使用を認めている。講義時間外の課題はmanabaで提出するため、自前のタブレット、PCを推奨する。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
準備学習として高等学校「化学基礎」をよく理解しておくこと。積み重ねが大切なので、前回の授業の内容を「manaba」の「小テスト」を利用してよく復習しておくこと。なお、テキストはpdfがmanabaからダウンロードできるので教科書,参考書は必ずしも必須ではない。予習復習の時間数は各回、合わせて4時間程度。 | ||
評価方法 |
試験(「manaba」小テスト100%)。 | ||
教科書 |
なし | ||
参考書 |
高等学校 化学基礎(数研出版)※高校時代に使った他社教科書でも可 | ||
特記事項 |
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授業計画 |
第1回 ガイダンス、物質の構成:純物質と混合物 第2回 物質の構成:物質とその成分、物質の三態と熱運動 第3回 物質の構成粒子:原子とその構造、イオン 第4回 物質の構成粒子:周期表 第5回 粒子の結合:イオン結合、分子と共有結合 第6回 粒子の結合:分子間にはたらく力 第7回 粒子の結合:共有結合結晶、金属結合 第8回 物質量と化学反応式:原子量・分子量・式量 第9回 物質量と化学反応式:物質量 第10回 物質量と化学反応式:化学反応式と物質量 第11回 酸と塩基の反応:酸・塩基 第12回 酸と塩基の反応:水の電離と水溶液のpH 第13回 酸と塩基の反応:中和反応、塩 |
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申込方法 |