科目名 (英語表記) |
地域社会とマネジメント Community and Regional Management |
担当教員 |
小宮 一高 藤川健 秋山秀一 上瀬昭司 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
兵庫県立大学 | 連絡先 |
代表:小宮一高 komiya@em.u-hyogo.ac.jp |
開講学期 |
後期 | 開講期間 |
10/7~2/10 |
曜日・時限 |
月曜5限 | 教 室 |
教育棟Ⅱ C101 |
履修条件 |
キャンパス |
神戸商科キャンパス | |
授業形態 |
対面およびオンライン |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
(講義目的) 地域社会に密着して事業活動を行なっている「中小企業」や「地域企業」のマネジメント課題について理解を深めることがこの講義の目的です。地域社会の活力向上に向けた方策を考えていく上で、その担い手となる中小企業、地域企業、商店街等が直面している課題を理解することが必要です。この講義では、企業が直面する課題についての具体的事例にも触れながら議論を進めていきます。 (到達目標 ) 地域社会の活性化に向けた課題を理解し、それらの課題への対応策を中小企業論、マーケティング論、商業・流通論の知見をベースにして実践的に考察し、解答を提示できるようになることが目標です。 |
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授業概要 |
(講義内容) 第Ⅰ部「地域社会と中小企業」では、地域社会・経済の主な担い手である中小企業の存在について理解を深めます。 第Ⅱ部「地域企業とマーケティング」では、地域企業がマーケティングを行なうために必要な「既存資源の活用」と「他社との協力」について、事例に基づき議論します。第Ⅲ部「地域とブランド」では、「地域のブランド化」の2つの側面(①地域企業とその製品・サービスのブランド化、②地域自体のブランド化)について、事例に基づき議論します。第Ⅳ部「商店街の活性化とまちづくり」では、都市と商業との関係や日本のまちづくりに関する法律を概観した上で、活性化に向けた商店街の取り組みを考察します。 |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
復習を中心に学習をしてください。各回の授業内容の復習および課題への対応(20h)、各担当教員ごとの最終レポート作成(4回、40h)。 | ||
評価方法 |
地域社会と中小企業、地域企業やその活動(マーケティングやブランド化)との関係、また現在の日本のまちづくりや商店街に関する状況を理解し、地域の課題に対して実践的な解答を与えられるものに、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与します。成績は、各担当教員ごとの課題およびレポート(各教員ごとに25点×4人)によって評価します。 | ||
教科書 |
使用しません | ||
参考書 |
授業中に指示します | ||
特記事項 |
オンラインで参加する学生は、受講が可能な環境(PCやタブレット、スピーカー等)を整えてください。また、授業開始の前に、接続のためのリンク情報を個別に連絡しますので、注意していてください。 | ||
授業計画 |
(授業計画) 第Ⅰ部「地域社会と中小企業」(担当: 藤川健) (キーワード:中小企業、ベンチャー企業、ソーシャルビジネス) 1. 大企業、中小企業、ベンチャー企業 2. 中小企業と大企業の経営上の違い 3. 中小企業とソーシャルビジネス 第Ⅱ部「地域企業とマーケティング」(担当: 小宮一高) (キーワード:地域企業、マーケティング、資源、協力) 4. マーケティングとは何か 5. 既存資源を活かす 6. 他社と協力する 7. 講演Ⅰ 第Ⅲ部「地域とブランド」(担当: 秋山秀一) (キーワード:地域企業、ブランド化、地域ブランド) 8. ブランドとは何か 9. 地域企業とブランド化 10. 地域のブランド化 11. 講演Ⅱ 第Ⅳ部「商店街の活性化とまちづくり」(担当: 上瀬昭司) (キーワード:商業、商店街、まちづくり) 12. 都市と商業の関係 13. まちづくり関連法制が果たす役割 14. 地域商業活性化への取り組み 15. これからの商店街と地域社会 |
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申込方法 |