科目名 (英語表記) |
災害と人と健康 (Disaster, Human and Health) |
担当教員 |
松川 杏寧 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
兵庫県立大学 | 連絡先 |
anna.matsukawa@drg.u-hyogo.ac.jp |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
10/5~12/7 |
曜日・時限 |
土曜日 1・2限 | 教 室 |
大教室 |
履修条件 |
キャンパス |
神戸防災キャンパス | |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
【講義目的】災害は、様々な形で人と社会に影響を及ぼす。直接的な影響だけでなく、間接的に精神や身体へ影響を及ぼす。また、被災者だけでなく、災害対応に関わる多くの人々に影響を及ぼす。これらの災害がひとの健康にもたらす影響と、それらへの対応について論究する。 【到達目標】1)災害が、被災者及び災害対応に関わる人々の心身の健康に及ぼす影響とその要因及び解決のための対策を説明できること、2)それら要因や対策について、時間軸、被災者の生活状況(避難所、仮設住宅等)、支援者、関わる専門職等について理解し、被災地において健康を維持するための環境づくりについて説明できる。 |
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授業概要 |
本講義では、被災者のこころと身体の健康に影響を及ぼす要因と対策について、災害発生からの時間経過とともに変化する生活環境や地域コミュニティ等を軸として講義する。具体的には、避難所や仮設住宅等における生活環境とストレス要因、その対策として必要となる医療活動、健康支援のための社会システムや行政・NPO等の取り組み、被災者をとりまくコミュニティのあり方等について講術する。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み。 【復習】レポート作成、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材の読み直し。 |
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評価方法 |
レポート90%を基準として、受講態度(積極的な質問やグループワークへの参加等)を含めて総合的に評価する。 | ||
教科書 |
授業前に資料を配布する。 | ||
参考書 |
立木茂雄『災害と復学の社会学』萌書房、2016
立木茂雄『誰一人取り残さない防災に向けて、福祉関係者が身につけるべきこと(I-BOSAIブックレット)』萌書房、2020 |
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特記事項 |
ChatGPT等の生成系AIの取扱いについては、使用そのものは制限しないが、以下の2点については十分に理解し承知することが大前提。1)学位やレポートについては、学生本人が作成することを前提としているので、生成系AIのみを用いてこれらを作成することはできない。2)生成系AIは常に100%正しい答えを生成するものではなく、書かれている内容には嘘が含まれることがある。上記を十分に理解して使用する分にはとがめることはないが、実際に使いこなすには、人間側に専門的な知識と技術がかなり必要とされるので、愚かな使い方はしないこと。ChatGPTに送った質問の文章も。ChatGPTのシステムに蓄積され、学習される可能性があり、原理的には送信した内容を他者が引き出すことも可能だと思うこと(つまり個人情報などは絶対に送信しないこと)。 | ||
授業計画 |
1)ガイダンス 本講義の目標や概要の説明 2)被災者のストレスと回復 3)被災者が抱える課題(災害直後) 4)被災者が抱える課題(復旧・復興) 5)被災者支援に関する法制度 6)災害ケースマネジメント 7)災害時要援護者への支援① 8)災害時要援護者への支援② 9)被災者と家族の健康と支援 10)家族・つながりと復興・生活再建 11)災害対応行政と保健医療福祉 12)公的支援と民間支援 13)ボランティアの取り組み 14)惨事ストレスと支援者支援 15)グループディスカッション発表、講義のまとめと評価(到達度の確認) |
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申込方法 |