科目名 (英語表記) |
まちづくりと減災復興 (Community Planning for Resilience) |
担当教員 |
澤田 雅浩 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
兵庫県立大学 | 連絡先 |
sawada@drg.u-hyogo.ac.jp |
開講学期 |
前期 | 開講期間 |
4/13~6/8 |
曜日・時限 |
土曜日 1・2限 | 教 室 |
大教室 |
履修条件 |
キャンパス |
神戸防災キャンパス | |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
【講義目的】将来発生が予想される巨大自然災害に対して、被害をなるべく少なくするために、個人や世帯の対策に加え、コミュニティ単位、地域単位での取組みの重要性が認識され、各地で多様な取組が進められている。一方、毎年のように地震災害や風水害等の自然災害が発生し、人々の暮らしは甚大な被害を受けている。被害を受けた地域は長期にわたる復興にむけたプロセスをすすめることになる。この講義では、それらの状況をふまえ、まちやむら、そこに暮らす人、すまいや生活に着目し、災害に対する都市の脆弱性の実態を整理しつつ、災害発生後の復興まちづくりプロセスや、将来の自然災害による被害を減じるための住民参画による事前対策(防災まちづくり)の実情について、事例等から説明する。 【到達目標】1)自然災害による都市・地域への影響を説明できる。2)自然災害による被害を減じるためのまちづくりの方法論、そして被害を受けた地域の復旧・復興の適切な計画論、方法論を選択できる。 |
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授業概要 |
我々の暮らしに自然災害がどのような影響を与えてきたのかを振り返るとともに、近年発生した巨大自然災害の被害とその特徴、そして復旧・復興プロセスを概観することで、復興のまちづくりの意義を理解するとともに、事前対策としての防災対策、そして平時のまちづくりの重要性を把握する。また講義のまとめとして、阪神・淡路大震災の復興の歩みを、空間づくり、まちづくり、ひとづくりなどの視点から、現地視察を行う。 | ||
授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
【予習】授業に際して配布する資料を事前読み込み 【復習】レポート作成、講義内容の理解を深め定着させるために資料を読み直し |
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評価方法 |
毎回の講義に対するミニレポート 70%、フィールドワークのまとめ(ディスカッション)30%、ミニレポートの期限後提出は減点して採点します。 | ||
教科書 |
なし。毎回資料を配布します。 | ||
参考書 |
講義中に適宜紹介します。 | ||
特記事項 |
生成系AIの利用については教員の指示に従ってください。研究の事前・事後学習や事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを利用しても構いません。ただし、生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出しないようにしてください。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがあります。 | ||
授業計画 |
1)概要説明・都市と災害(様々な災害について) 2)災害対応の歴史(制度、事業などの概要) 3)神戸の災害とまちづくり(阪神・淡路大震災①) 4)神戸の災害とまちづくり(阪神・淡路大震災②) 5)近年の災害とまち・むらづくり(新潟県中越地震) 6)近年の災害とまち・むらづくり(東日本大震災・熊本地震) 7)最近の災害とまちづくり(西日本豪雨災害・令和2年7月豪雨災害) 8)海外の災害復興(台湾921地震) 9)海外の災害復興(トルコマルマラ地震・中国四川地震・イタリアラクイラ地震) 10)減災まちづくりの現状 11)地区防災計画とまちづくり 12)事前復興計画とまちづくり 13)フィールドワーク(神戸市内を予定①) 14)フィールドワーク(神戸市内を予定②) 15)まとめ(減災復興まちづくりとは)ワークショップ形式にて |
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申込方法 |