科目名 (英語表記) |
比較政治2 (Comparative Politics2) |
担当教員 |
木場 紗綾 |
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定 員 |
若干名 | 単位数 |
2 |
大学名 |
神戸市外国語大学 | 連絡先 |
教務入試班(078-794-8133) |
開講学期 |
後期 | 開講期間 |
9月25日~2月9日 |
曜日・時限 |
木曜3限(12:45~14:15) | 教 室 |
未定 |
履修条件 |
特になし | キャンパス |
学園都市 |
授業形態 |
対面授業 |
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授業方法 |
講義 | ||
学習目標 |
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授業概要 |
比較政治学(Comparative Politics)は、世界各国の国内政治を分析対象とし、「なぜ」という疑問をもとに、原因を推論する学問である。 後期のテーマは「モデルを失う民主主義」である。20世紀以降の民主主義をめぐる議論(ソーシャル・キャピタル論、選挙や政党などの制度に着目する議論、そして、市民社会や社会運動の構造分析、近年の排外主義の台頭)を議論する。前期「比較政治1」では、開発途上国が民主化を達成できない理由を考察した。しかし、西側民主主義諸国の民主主義もまた、揺らいでいる。民主主義は社会の分断にどう対応できるのだろうか。本科目は、先進国‐途上国の差異、あるいは、民主主義国‐権威主義国の差異を超えた比較の視野を提供する。 |
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授業時間学習 以外の学習 (準備学習含む) |
レポートには早めに着手し、まず、問いを定めること。文献や資料に、精力的に目を通すこと。 アカデミック・ライティングのマナーを身に着けることは前提とする。 |
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評価方法 |
期末レポートで100%評価する。出欠は確認しないが、期末レポートは「比較政治」の考え方を理解しているかを確認するものであるから、授業を聴いて理解していない学生には上記レポートの執筆は困難であると思われる。
レポート論題や字数、締め切り、評価基準などは、第1回の授業時に提示するが、おおむね次のようなものを想定している。 ーーーーー ①以下から1つ以上の概念を選び、②先行研究を引用しつつその概念を定義し、③操作化された客観的な測定指標を1つ以上提示し、④そのテーマについて一見不可思議な 「パズル」である「なぜ」または「どの条件が」(whyまたはwhat makes…)」で始まる問いを立て、⑤その「問い」に答えようと試みている先行研究(アカデミックな書籍や論文、信頼に足る専門家の論考、シンクタンクの論説記事、大手新聞社の論稿など)を2点以上引用して論述せよ。なお、2つ以上の国や地域を選択する必要はなく、1つの国や地域について論じて構わない。本科目の重点は「比較する」ことではなく「原因を推論する」ことにある。 【概念の選択肢:寄付、ボランティア、ソーシャル・キャピタル、政治参加(ただし、投票以外)、政党、圧力団体・利益団体、NGO, 社会運動、社会的企業、排外主義、徴兵制、世界価値観調査】 図表や参考文献リスト、脚注を含まず3,000-5,000字程度。執筆者自身の主張は不要。アカデミック・ライティングのルールを踏まえ、先行研究を丁寧に引用すること。 レポートを提出したからといって単位が取得できるわけではない。レポート提出の条件として、12月から1月にかけて複数回、授業内および補講によって実施する「中間報告会」に必ず参加し、「レポートの問い(③)と先行研究(⑤)について1-2分で担当教員に対して個別に報告を行い、フィードバックと「提出許可」を得ること。中間報告会の日程は後日Gaidai Passで周知する。また、対面およびオンラインの併用で実施する。時間内に指導できなかった場合はメールなどによる後日のフィードバックを行うが、事前の連絡なく授業に参加しなかった学生からのメールのみによる相談は受け付けない。正当な理由なく提出許可を得ないまま提出されたレポートは採点しない。 |
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教科書 |
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参考書 |
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特記事項 |
本学ではBYODを導入しています。履修にあたっては個人のノートパソコンを持参してください。 講義では、日本の政治・社会にも言及するし、途上国に対する国際協力、開発援助、人道支援、安全保障といった国際政治のテーマにも言及する。とりわけ、国際協力論(援助論)やNGO, b御ランティアに関する先行研究や実践について多く言及するので、そうしたテーマに関心を持つ学生の参加を歓迎する。政治学に関する基礎知識の有無は問わないので、ぜひ、幅広い層の学生に受講してもらいたい。本学学生に限り、聴講(履修せずに聴くこと)も可とする。 |
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授業計画 |
以下のテーマを扱う。時事問題に多く言及し、受講生の関心に応じてテーマを入れ替えることもある。 第1回 イントロダクション:比較政治とは何か 第2回 寄付をとボランティアをめぐる研究 第3回 国防意識の国際比較と徴兵制度 第4回 ソーシャル・キャピタル 第5回 社会運動① 第6回 社会運動② 第7回 国家とNGO① 第8回 国家とNGO② 第9回 ローカル・ガバナンスとNGO 第10回 政治参加の度合いと政治的有効性感覚 第11回 排外主義① 第12回 排外主義② 第13回 レポート執筆に向けて① 第14回 レポート執筆に向けて② 第15回 総括 |
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申込方法 |
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